女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画がそろそろ出揃う時期、そして企業は『えるぼし』認定の申請も順次行って行く。

次世代法に基づく認定が『くるみん』と『プラチナくるみん』、女性活躍推進法に基づく認定が『えるぼし』で、これが3段階に分かれている。

なので、『プラチナくるみん』と『えるぼし』の星3つが揃っていれば、無敵の女性活躍企業という葵のご紋になる、かと言えば、そんな単純なものではないと思う。

確かにこれらの認証は一つの目安にはなる。しかしあくまで目安だ。

認定は、テクニカルな知識があれば、ある程度のレベルにものは取得できる。

実際に認定を取得していない企業でも、彼らにその能力がないかと言えば、そう言うことではなく、中小企業の中には、そういったことに無関心だったり、ISOのように認定を取得することでややこしくなると思っている企業も多い。

『そもそも、そんな姿勢がけしからん!』と言えば、おっしゃる通りだが、『認定取得をしていない企業=女性が活躍できない企業』とステレオタイプで考えることは『ちょっと待って。』と言いたい。

おそらく、男女共同参画に関わっている人たちは、『くるみん』の周知度は高いとおもっているかもしれないが、これはどうしてどうして、そんなに高くない。(この地域だけだろうか?)

認定取得していない企業で女性が活躍していないかというと、女性が企業の中枢の経営企画のようなところで中心的役割を果たしていたり、営業でトップセールスだったりしている。そして、仕事と子育ての両立について、本人も企業も悩み、取り組んでいる。

企業は、持続的に成長することが使命だ。そして、そのよりどころは企業理念だ。

この2つをしっかり結び付け、その中で女性活躍推進やDiversityを位置付ける、所謂『企業戦略の一環』として考え取り組むことが重要で、行動計画の提出や認定はそれをサポートするものという認識で取り組むことが大切だと思う。

大企業といっても、手段が目的化しているケースもある。

企業を評価する時は、目安は目安として、なるべく多くその会社の人と会い、その会社の空気を吸い、感じるというように現場に足を運んで欲しい。

その会社の人や雰囲気ほど、多くを語るものはない。