中国杭州へ行ってきました。大学院同期の友人が来年度から杭州の大学で日本の製造業に関する授業を担当する予定。中国、杭州での働き方はどんなふうなのか、また、日本的経営に関する関心が高いとのことで、現地視察も含め、専門学校を訪ねたり、彼女の友人のビジネスマンから話を聞きました。

彼女の友達である建築事務所を経営する男性、建設業の男性とその奥さん、そしてコンサルタントの男性とも数日ご一緒した、その時の雑感です。

先ず、私の職業、人事に関するコンサルタントというと『あ、そうか。』と分かるのだが、更に詳しく聞かれるので、『働き方改革』や『男女共同参画』に関するコンサルティングが多いというと????って感じ。

彼らは共働きだが、家事、特に育児はガッチリ男性が関わっている。食事の席で、何やら言い争いがはじまったので、『何を話しているの?』と聞いたら、『学校は私立がいいか、公立がいいかで、あの二人はいつも言い争いになる』と友人は笑っていた。男性が子どもの教育方針で議論する、日本ではあまりないんじゃないかな? もちろん、その後はまた楽しそうに食べて飲んで。。。

中国でも受験は厳しく、平日は子どもたちは塾へ行っている。建築事務所を経営する男性は、『今日は妻に子どもたちの世話を任せてきたけど、あの年ごろの男の子は父親が接するのが一番だと思う。だから少し心配。。。』などと話している。奥さんに子どもさんを任せてきたことが心配なんだ。

友人は日本企業の中国での視察の受け入れも行っているが、一番困るのは、日本人と一緒だと家族を夕食に連れて行けないことだと言っていた。視察を終わっての食事会など、最初、中国人が奥さん(時には子ども)同伴で行ったところ『なぜ、奥さんや子どもを連れ来るのか。』と言われ、最近では日本人との食事には家族は連れて行かないようにしていると言う。

車の中でも、子どもたちとハンズフリーでいろいろ話している。

あっ、これどこかで経験したシーン。以前、ファザーリングジャパン東海のメンバーの車に乗せてもらったとき、彼はやはり車の中で息子さんと話していた。『息子(小学生)が、今、学校から帰って来た。何時ごろ帰るのって聞いてきたけど、きっと何か企んでいる』とニヤッと笑ったとき、『ああ、サラリーマンだったら、こんなシーンはないだろうな』と感じたことだ。

平日のこんな時間(15時ごろ)に子と話すことはないし、子どもが話したことを深読みできるだけ、子どもと接しているだろうか。

中国では、私が日本でやっている仕事の半分以上は成り立たないということ?、でも、それは望ましい姿でもある。ファザーリングジャパンの安藤理事は『10年後にはこの組織がなくなることが夢』と言うし、装賀きもの学院の安田院長も『(着物を着付けを教える)この学園がなくなることが目標』と言う。

友人やその友達は『中国は女性が強い』と言うが、ある意味とても合理的、それでいて自然に従っているようにも見える。

スマホ決裁がスタンダートで、カードを出すのが少し恥ずかしかった国で、進んでいるのはこれだけでないと感じた一幕でした。