今、東洋思想が注目されています。

おそらくAppleのスティーブ・ジョブズ氏が禅に関心を持つようになってから、東洋思想は、合理的・効率的な近代西洋思想に対するなんとなくスピリチュアルなものという立ち位置から、思想哲学として世界的に認識されるようになったと思います。

ネットでもビジネスの中で取り上げられる機会が多くなりました。

ビジネスリーダーが「東洋思想」に注目する理由―世界はいま“文明の大転換期”にある

https://www.nomura.co.jp/el_borde/books/0031/

東洋思想で読み解く、「企業経営」。深い人間理解で、経営やマネジメントが生まれ変わる

https://lm-tmw.com/adventures-in-knowledge/eastern-thought-leadership-management/

 

月1回のペースで東洋思想とビジネス(経営、マネジメント、働き方)を結びつける提案していきます。

私自身は、東洋思想の大家田口佳史氏に師事して数年、ここに来てさらに東洋思想のかけがえのなさを認識するようになりました。

今回はその第1回目です。

地平らぎ天成り(書経 大禹謨)

これは年号、平成の出典先です。地が平らぎ、しっかり治められていて、天はそれに呼応するという意味です。

国家や組織は、しっかりと収められていてはじめて、天がそれに応えるということで、もし、そうでなければ、天は応えないと言えるでしょう。

国が収まっている状態とはどんな状態かは、また記載されていますが、これは、先ず「自分に矢印を向けろ」ということだと思います。

他責とせず、自責で国家や組織のあるべき姿をしっかり整えることが、大切だと説いています。

経営者にとっても、マネージャーにとっても、そして、働く人にとってもそれぞれの場所で何をやるべきか、基本に立ち返らせる言葉でもあります。